焼き芋にすると、蜜が噴き出すサツマイモ「種子島昔蜜芋」
まるでスイートポテトのような、しっとりクリーミーな食感です。収穫は9月末〜12月なので、今が旬。年中食べられるものではないので、是非この機会に。
品種改良を重ねて細長い形になったサツマイモと違い、種子島には、昔ながらのコロンとした「安納芋」というサツマイモがあります。そして、安納芋の中でも、焼き芋にすると蜜が噴出すのが、「種子島昔蜜芋」。近年、安納芋の育種改良が急速に進む中で、「原種の保存」と「自然農法による栽培」を行っています。
離島のため、流通と植物検疫制度がなかなか整わず、「種子島昔蜜芋」が首都圏にデビューしたのは、わずか数年前。まさに、知る人ぞ知る、天然のスイーツなのです。丸型の素朴な外観とはうらはらに、自然な甘さ、しっとりクリーミーな食感。1ヶ月ほど寝かせることでデンプン質が糖に変化。加熱すると、分解されつくした糖が液体となり、わずかな隙間から皮を破って噴出します。
≪食べ方≫
自宅で焼き芋にするには、アルミホイルでくるみ、オーブントースターの“強”で、40分〜50分加熱してください。ガス台や七輪などの上に魚焼き用の網をのせて、その上で焼くなら、強火で約40分〜50分。
【ご注意】
※賞味期限は、暗く涼しいところ(15度C〜20度C)で約2カ月。
※焼き芋冷蔵保存した場合は、4〜5日くらいのうちにお召しあがりください。
※そのままでも、電子レンジで温めても美味しく召し上がれます。
※焼き芋冷凍保存の場合は、3週間くらいは風味を損なうことなく召し上がれます。
※自然解凍でも結構ですが、電子レンジであたためても美味しく召し上がれます。
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